livedoorさんから、リコメンデーションエンジンが公開されていた。 仕事で使えるかもしれないので、手元でテストしてみたのでメモがてら残してみる。
「ライブドアのレコメンデーションエンジン Cicindela | livedoor labs EDGE」 Cicindelaの読み方が最初分からなかったが、シシンデラ/チチンデラと読むらしい。
ハンミョウっていう虫のとこだそうだ。
人が近づくと飛んで逃げるが、1,2メートル程度飛んですぐに着地し、度々後ろを振り返る。往々にしてこれが繰り返されるため「ミチシルベ」「ミチオシエ」という別名がある。 ハンミョウ科 – Wikipedia
粋な名前だ。
livedoor ニュースや、livedoor クリップなどの大規模サービスで、実際に使われているものだということで、実績が十分にあるようなので期待大。
では、インストール開始。環境はCentOS5.4です。 Google Codeのプロジェクトページに、一通りのインストール方法は書いてあった。
先に、使ってみての感想を書くと、MySQLの設定などを結構変えないといけないので、稼働中のサーバに入れるのは危険。 API方式でのやり取りとなるので、Cicindela用のサーバを新規に用意して、リコメンデーションエンジン占有の形でサーバを用意する方が良さそうだ。
まずはGoogle Code上にあるソースを、Subversionでチェックアウト。
[root@localhost ~]# cd /home
[root@localhost home]# svn checkout http://cicindela2.googlecode.com/svn/trunk/ cicindela
Perlの各種モジュールが入っていない場合は、以下の要領で必要なモジュールをCPANから取得
sudo perl -MCPAN -e “install DBI; install DBD::mysql; install Ima::DBI;
install Time::Piece; install Log::Log4perl;
install Module::Pluggable; install Class::Singleton;”
mod_perlが入っていない場合は、インストール
yum install mod_perl
yumでインストールしたので、「apache + modperl のインストール」に書いてある、httpd.confへの追記はなし。
/etc/httpd/modules/にmod_perl.so
が存在することを確認。
deamontoolsのインストール。 集計バッチ起動用のスケジューラだそうだ。 集計処理が必要なければ、入れなくても大丈夫みたい。
パッケージがなかったので、以下の方法でインストール。
[root@localhost home]# cd /usr/local/src
[root@localhost src]# wget http://cr.yp.to/daemontools/daemontools-0.76.tar.gz
[root@localhost src]# tar -zxvf daemontools-0.76.tar.gz
[root@localhost src]# cd admin/daemontools-0.76/
[root@localhost daemontools-0.76]# vim ./compile/error.h
extern int errno;
↓書き換える
#include
[root@localhost daemontools-0.76]# ./package/install
ln -s /home/cicindela/etc/service/cicindela_batch /service/cicindela_batch
ln -s /home/cicindela/etc/service/cicindela_flush_buffers /service/cicindela_flush_buffers
ログのローテーション設定 スキップ。実際に使うときは、ローテーションの設定かけないとですね。