このドメインのメールサービスをGoogle Appsに移行することにした。
これまで、独自ドメインメールアドレスは使ってこなかったけど、折角なので使うことにする。 とはいえ、メールサーバを自前で立てるのはやめておく。
元々、いろんなサービスの偵察も兼ねて、1〜2年に1度ぐらいはサーバを移転している。 その度にメールサーバ立て直すのは時間がもったいない。VPS・専用サーバ使い続けるかどうかもわからないし…
なのでGoogle Appsの独自ドメインメールアドレスに移行することにした。 これまで仕事でクライアントのメールサービスをGoogle Appsにしたことがあったので、すんなり。 国内事例を見ても、東急ハンズやオールアバウトなどの企業や日本大学などの教育機関でも大規模な導入が進んでいる。
無償のスタンダードエディションと有償のプレミアエディションがあるので選択には注意が必要。 スタンダードエディションは、アカウント数が50アカウントまでだったり、1日に送信できるメール数が500通だったりといくつか制限がある。 あとプレミアエディションの方は稼働率の保証がついていたり(比較表)。
今回は個人利用なので、迷うことなくスタンダードエディションを選択。 流れとしては、
- Google Appsのアカウントを取得
- サイトの所有者かどうかの認証(DNSのCNAMEの定義orサイト上への指定された名前・内容のファイルのアップロード)
- DNSのMXレコードの変更
といった形になる。
もし、既にどこかのメールサーバを使っていて、メールサーバ移行となる場合は、しばらくの間は旧メールサーバ・新メールサーバ(Google Apps)両方から受信するような形で移行。
うちのドメインはムームードメインで取っているので、ムームーDNSの機能を使って以下のように設定した。
内容 | 優先度 |
---|---|
ASPMX.L.GOOGLE.COM | 10 |
ALT1.ASPMX.L.GOOGLE.COM | 20 |
ALT2.ASPMX.L.GOOGLE.COM | 20 |
ASPMX2.GOOGLEMAIL.COM | 30 |
ASPMX3.GOOGLEMAIL.COM | 30 |
ASPMX4.GOOGLEMAIL.COM | 30 |
ASPMX5.GOOGLEMAIL.COM | 30 |
もしウェブサイトからメール飛ばしているような場合は、ドメイン→IPの逆引き設定をかけたほうがベター。あとSPFレコードの設定も。 ムームードメインじゃできないけど…